自転車保険の必要

 

2008年9月、神戸市でとある事故が起きました。それは小学校5年生の男の子が、自転車で女性をはねてしまい、意識不明の重体になってしまうという痛ましい事故です。この事故に関して裁判が行われ、2013年7月に判決がおります。それが、母親が十分な指導や注意がかけており、監督義務を果たしていなかったとして、9500万円の支払いを命じたのです。これは一例にすぎず、現在では自転車の事故で裁判になるケースが増え、高額の支払いを求めるケースが出てきています。子供が運転していたとしても、大きな危険性をはらんでいる車両であるといえるでしょう。

そこで、注目されてきているのは、自転車保険です。今までは、自転車といえば車とぶつかって被害者になることが多く、加害者になるケースはごくまれでした。そのため、保険というものの考えはほとんどありませんでしたが、現在では加害者になってしまうケースも考え、保険をかけておくことが重要な選択となっているのです。

なぜ、ここまで大きな問題になってしまうかといえば、自転車には被害者救済のための自賠責保険のような、強制加入制度はありません。子供でも運転できるものですから、危機意識も薄いということもあるでしょう。しかし、当たり所が悪ければ、車と比べてそん色のない大きな事故になることもあるのです。 免許制度もない自転車です。運転する側だけではなく、被害者を作ってしまった時まで視野に入れて自転車保険を考え直してみてはいかがでしょうか。特に子供たちが運転している場合には、知識としても重要なものとなるはずです。